GNSSがICT施工を強力サポート

雨後の緑が目に鮮やかな季節ですがいかがお過ごしでしょうか?さて、今回はGNSSについてお話させていただきたいと思います。

《「RTK方式」と「VRS方式」の違い》

RTK方式VRS方式の違いは「位置補正情報」がどこから送られてくるかの違いです。RTK方式は座標が分かっている既知点に固定局アンテナを設置して、その固定局から無線などを介して位置補正情報を受け取る方法です。

対してVRS方式は位置補正情報配信会社からインターネットを介して位置補正情報を受け取る方法です。

精度の確保や現場環境に左右されないという点で、ICT施工ではRTK方式をオススメします。

《ICT施工と「ローカライゼーション」》

GNSSを利用するICT建機を使用する場合、RTK方式でもVRS方式でも「ローカライゼーション」作業をする必要があります。

この「ローカライゼーション」とは、簡単に言ってしまえば図面上の座標「X,Y,Z」(平面直角座標)をGNSS利用のICT建機で用いられる「N,E,H」※(地心直角座標)に変換することです。その時に変換の際に生じている誤差も確認し、計算・補正を行っています。※「N,E,H」=「北緯、東経、標高or楕円体高」

◎本紙紹介メーカー・製品以外も取扱いあります。デモ・見積等、お気軽にお問い合わせください。

有限会社ウチダ測光

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